江戸のメディア王として名を馳せた蔦屋重三郎。
そんな蔦屋重三郎を主人公にした大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』は、有名書店のTSUTAYAと関係があるのでは?と感じた方もいるのではないでしょうか。
果たして、『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』は、TSUTAYAの創業へと続いていく物語なのか?
蔦屋重三郎との関係に絡めて調査してみたいと思います。
【べらぼう】蔦重栄華乃夢噺はTSUTAYAの創業物語?
『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』の主人公・蔦屋重三郎。
蔦屋重三郎について検索をしてみると
“蔦屋重三郎 TSUTAYA” という検索結果が表示されました。
しかし、蔦屋重三郎は
ということがわかっています。
では、蔦屋重三郎がTSUTAYAの創業者と思われてしまうのはなぜでしょう。
その理由に
- 蔦屋重三郎の名字からTSUTAYAを連想しやすい
- 蔦屋重三郎が、江戸を代表する版元である
以上の2点が挙げられると考えます。
ちなみに版元とは↓
版元(はんもと)とは、図書など印刷物の出版元・発行元のこと。
近現代の出版業界の業界用語においては「出版社」のことを指す場合が多い。
Wikipediaより
TSUTAYAは書店なので版元とは違うように思いますが、近しいものを感じるのかもしれません。
このことから、江戸のメディア王と呼ばれた蔦屋重三郎と同じ呼び名であるTSUTAYAに関係があると思うのも想像ができます。
では、実際に蔦屋重三郎と有名書店であるTSUTAYAは全く関係がないのでしょうか?
ちょっと見てみましょう。
TSUTAYAと蔦屋重三郎の関係
有名書店のTSUTAYAと江戸のメデイア王・蔦屋重三郎。
この蔦屋重三郎とTSUTAYAの創業者 増田宗昭さんには血縁関係がないことがわかっています。
では創業者である増田宗昭さんはどうしてTSUTAYAという名前で会社を始めたのか。
その理由は
- 創業者である増田宗昭さんの祖父にあたる方の事業の屋号が “蔦屋” であった
- 江戸のメディア王・蔦屋重三郎の名前にあやかった
この2点だと言われています。
関係ないっちゃない、あるっちゃある…あやかった屋号ということか。
— サボテン🌵MySeason (@soundpop5150) November 24, 2024
蔦屋重三郎とは?TSUTAYAの名前の由来になった浮世絵の版元!その人生を追う! https://t.co/Afx6j9K5LT
有名書店のTSUTAYAと蔦屋重三郎。
どちらも人々の暮らしに情報や娯楽を提供しているという点で、創業者である増田宗昭さんの思惑通りになっているように思えます。
べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜に対するネットの声
大河べらぼう放送まであと12日…あっという間だな。
— 𝘧𝘶𝘶 (@Fuutan416) December 24, 2024
本当に楽しみ🥲💞
べらぼう
— Rie💛 (@0810unasan) December 24, 2024
仁の脚本の人だから楽しみ😆🌼
べらぼう本当に楽しみ。絵師じゃなくて蔦屋重三郎なのがいい!江戸の出版、広告プロモーションがプロデューサー視点でたくさん見れるはず!もちろん絵師側のストーリーとその視線の先にいる、美して悲しい江戸の遊女たちにも会えるんですよね。震えるぜ。
— Mihoko (@porin) December 24, 2024
『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』の舞台が、絵師ではないところにも注目です!
べらぼうの衣装楽しみだねええええ!
— シホリーノ🏫 (@shiholeeno_) December 24, 2024
『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』には女郎(遊女・花魁)も登場することから、衣装への注目も集まっているようです。
まとめ
今回は、『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』が有名書店のTSUTAYAの創業の物語となるのかについてお送りしました。
世にたくさんの娯楽を届けた蔦屋重三郎。
その意思は、様々な形で現代へと語りづがれています。
そんな蔦屋重三郎の生き様を描いた『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』。
どのような歴史を目にすることが出来るのか楽しみです!